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11月, 2021 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2021 年 11 月 のアーカイブ

切れ味

2021 年 11 月 11 日 木曜日

雑な言い方なのだが・・・私は料理をするのが速い・・・と思う。わりと集中してわっと作るタイプ。気性がかなりせっかちなのが影響しているのかも知れない。ただ、じっくり煮込む料理などには細心の注意をする。なんというか、実験の間隔で、意外や神経質になる。だから料理は不思議だといつも思う。所謂、タイミングというものがある。間のとり方というか・・・

そんな私は、言うのも恥ずかしいが、結構、手頃で格安包丁を使っていた。「ん・・・研げないか」という感じの包丁。セラミックのも衛生的でいいな!と思うと使ってきた。

しかし!

新潟燕三条のなかなかいい包丁を入手した。指でも切ったら~と思うと怖い(笑)と思いつつ、これからますます美味しくなる大根を切った。サクッ!?あれれ、音が違うよ。これが切れ味というものか!と妙にまな板の上の大根に感激してしまった。切れ味も料理の味と一緒だなと思った。

もともと料理は嫌いではないが、なんこの包丁でますます料理が楽しくなった。たまには奮発してみるのもいいね!

メディアの沈没とはね

2021 年 11 月 10 日 水曜日

情弱すら騙せなくなった・・・こんなフレーズに・・・

経済評論家の渡邉哲也氏の「メディアの沈没」を読み終わった。

第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル

第2章 「東京五輪」を裏切った テレビ局

第3章 護送船団の 沈没プロセス

第4章 高市早苗の NHK改革

第5章 新聞はもう死んでいる

第6章 電通弱体化が突きつける課題

新聞社にいた人間としてはいろいろ判っているつもりでも「新聞はもう死んでいる」と言われ速報は遅報となった・・・までは判るがランチェスター方程式の臨界点を突破したとなると口ごもる。「日本ABC協会」の仕事もしたことがあるし、十分に販売数について認識していた。しかし、販売数の伸び悩みの中でも必死に次の未来を考えた。社会に対する影響力まで数値で算出されれば頷いてしまう自分もいる。

しかし沈没とは・・・うまいタイトルをつけたものだ。

地球へ

2021 年 11 月 9 日 火曜日

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の飛行士・星出彰彦さんが半年滞在した国際宇宙ステーションから米南部フロリダ州沖に着水する予定だ。

幸せのスイッチ

2021 年 11 月 9 日 火曜日

生きているかどうか全く想像も出来ないが、2050年の世界を予想した書籍など読んでいると、ほっ~と心の中にブラックホールが現れる。こんなに大人になっても?それほどワクワク感もない部分に触れると、何故か、昔々の何もかもがフレッシュだった時間に戻りたいと思う事もある。

例えば、デジタル面の端境期はいうになれば本当に大変な時代。先般のイベントでも申し込み方法から戸惑っているゾーンをどう救いだすか?に追われた。「QRコードなど読めないけど」「インターネットをしないので分からない」そして「FAXがないから・・・」と諸々の問い合わせが携帯にかかる。そんな層がいるということが例えば若者たちにいうと不思議な顔をするのだ。彼らにとってはもう「普通」「日常」の環境だから。この感覚の事は幅広い世代を相手にしていると本当に難解極まる世界となる。これって・・・体験しないと分からないな。

未来予想図で見ている映画やドラマの世界。どんな未来が訪れてくるのだろうか?よく「昔の事はよく覚えているのに、ついさっき起った事を忘れる」と高齢者の介護の事できかれる言葉だが、最近は年取ったらなんと幸せなスイッチが人間には入るのだろうか?と思う。幸せのスイッチ、若かりし頃は考えもしなかったスイッチである。

スマホグルグル~

2021 年 11 月 8 日 月曜日

先般、ロケ取材で重要文化財のある某所に行くときに、カメラマンさんたちがスマホで曲がりくねった住宅街の道をすいすいと先行していた。ある二又のところで右に行こうとすると案内してくれる方が「あっ!そちらからも行けますが、左の方が近道なんです!」と言った。カメラマンさんたちは引き返して笑みを浮かべた。そうか!スマホには近道は見分けられなかったのかと思った。

タクシーに乗った時、分かりにくいところはカーナビに住所を入力することが多い。土地に詳しい運転手さん以外はその街の昔からある通り名はなかなか厳しいものがある。というのもだいたい、街の通り名は「近道」が多いからだと思う。そんな話をしているうちに「道でよくスマホをグルグル回している光景があるでしょ?」という話になった。「目的地を「上」に設定しないと目的地に行けない人はそうすることが多い」と運転手さんは言い、だいたいタクシーでは紙の地図を携行しないとならないが、その地図を見る時も「目的地を上に持ってくるもんがいる‼こりゃダメなんだよね~」と運転手さんが笑った。

街でスマホグルグルしている姿。一体何なのだろう?と思っていたがゲームではなく地図見ているんだな!と納得した。この日は私も久しぶりにマスク顔で大笑いしてしまった。

虎塚古墳

2021 年 11 月 6 日 土曜日

ひたちなか市にある国指定史跡「虎塚古墳」へ行く。全長が56.5メートルの前方後円墳である。造られた時期は7世紀の前半である。玄関入口にはベンガラで連続三角文が赤く描かれている。石室内に入ることはできなかったが、古代へのロマンと簡単な表現ではとても、言いあらわすことが出来ない。ただ、当時、生きていた人々の生活を暫し想像してみる。

人生って〝積み重ね〟だな

2021 年 11 月 4 日 木曜日

今週末に立教大学の「立教サービスラーニング(RSL)」実習第二回目の講師をつとめる。これはいわばインタビュー実習のレクチャーで、2016年からスタートした>。「インタビューをすること等をとおして、学生の池袋(豊島区)地域やコミュニティへの関心と学びをうながし、自身の専門性を活かしながら、これからの社会をつくっていくうえで必要な「市民性」を養うこと」を目的としている。私はその中のテーマの一つである「歴史・記憶」を担当している。

大学卒業後、新聞社に勤務し、編集部時代はどれだけの人に出会って、インタビューしたきたかな?と思った。とくに「編集長インタビュー」というコーナーもあって、なんと顔イラスト入りのコラム。今思えば実に恥ずかしい!しかし、この時代に本当に多くの人に出会い、インタビューして原稿に必死に纏めるということをしてきた。失敗も成功も本当にミルフィーユの如し。人生って積み重ねだなとつくづく思う。