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6月, 2022 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2022 年 6 月 のアーカイブ

主語が抜けている

2022 年 6 月 12 日 日曜日

貯蓄から投資へ・・・政府がしきりに言う・・・というか、本当に庶民への伝達の仕方がせ下手くそ!だと思って呆れるばかりである。それをまたマスコミがいろいろなところをとってつけたような取材でこなす。顔をぼかし「貯金がせいいっぱいです。投資なんて無理です・・・」と殆どの人がせいいっぱい応える。

収入があってあって~潤って潤って~家計がらくちん!なんて家があったとしてもだ・・・ほんの僅か?ではないか。投資だ!投資だ!とさかんに行動するのだって・・・ほんの僅かではないか?しかし、物価はじりじりあがり、日本の円安はみのところ経験したことがないほど。みな・・・そう、貯金してしまうのだ。その貯金だってとんでもないほどのインフレ影響はでている。投資?相談したいわとゆったりした気持ちでいける層だって僅かである。ITに任せる投資に回す?大流行ではあるがこれだって僅かであろう。なんて政府との隔たりがありすぎるのだろう。

政府の言いたい事、全く伝わっていませんよ!主語が抜けていては全く伝わらないですよ!怒りにもにて感情が久しぶりに出てくる。

一瞬のドラマ

2022 年 6 月 8 日 水曜日

毎年、1年の中で、誕生月には「脳」の検査を行うことにしている。例のМRIは、最初に体験した時は本当に「うるさい」と感じたものだが、最近は音楽が静かに流れている。15分くらいで終わるのだが、その間、実にいろいろなドラマがある。「今の自分の姿はどうなっているんだろう?」などと考えると実におかしくなるし、もし、閉所恐怖症であれば、気が狂いそうになるだろうなと思う。それはどちらかというと、高所恐怖症の私に、あやうい吊り橋を渡れとか、バンジージャンプしろとか、高層ビルの窓ふきをしろとか、スケルトンの観覧車に乗れとか・・・考えたらじとっと変な汗が出てくる・・・・そうこういろいろ思っているうちに・・・流れる曲の中では~♪fall in love~ ♪fall in love~と何度も歌われているが・・・♪fall in loveか・・・と思っているうちに、ありゃりゃ、一瞬ではあろうが深い眠りの世界へ・・・・あの工事音の中で!

改めて思った。人には「命」があるんだなと・・・

2022 年 6 月 7 日 火曜日

人生100年時代といってもそんなに人間って生きられるもんじゃないなと思う。

1995年6月にソニー代表取締役社長に就任した出井伸之さんが亡くなったというニュースが飛び込んできた。享年84。

いわゆるヒラ取締役から14人抜きでの社長抜擢・就任となった経緯があり、その時のニュースではかなり驚いた記憶がある。創業50周年を翌年に控え、ソニー始まって以来の新卒サラリーマン社長だった。

ソニーの原動力であるチームスピリットがまだ輝いていた時代。「It’s a Sony」を棄て、「Re Generation」(第二創業)「Digital Dream Kids」というスローガンを打ち出したということも凄い。

しかし40代で二回の左遷があった体験も読んだことがある。ふつう腐るよなと思いつつ。社長となってからは超激務の日々の中で、社員ひとりひとりのメールにも目を通して、いろいろ考えたという。「忙しくて」と言ってばかりいう人間を私は信じない。能力の無さを示しているようなものだから・・・・とはいうもののトイレに行くのがやっと・・・という時代もあったけどな。

再び思う。人ってやはり「命」というものがあるんだなと。

あっ!?という感覚

2022 年 6 月 4 日 土曜日

今日は「記憶の遺産ツアー」雑司ヶ谷編の2回目。鬼子母神を巡るツアーだった。プランを練って、企画を吟味し、ロケをして、記事の文章を纏めて、参加者募集して・・・当日の天気の心配ばかりを気にして(笑)

しかし、終わってみるとほどよい疲れと何とも言えない充実感に包まれた。

不思議だねえ。

「~と言われている」「~と伝えられてられている」と殆どの人々が疑問を持たず生活している中で、ふっと奇跡?のような出来事があると何とも言えないような気持ちか騒ぐ。生きている間にそれと出合った?事。

そして、気質というか、困ったものだと思いつつ、多分ね、好奇心と関心の深さから沼にはまるのだろうと思っている。

そして!いよいよ!7月、8月、9月とイベントは続く~

女性の力

2022 年 6 月 3 日 金曜日

日本大学は6月3日に開かれた理事会で作家の林真理子氏を次期理事長の候補者とすることが決定し、林氏は来月1日に理事長に就任する見通し。

脱税の罪に問われた田中英壽前理事長。有罪判決が確定する異例の事態となり、大学が新たな理事長を決めるために設置したという。

日大芸術学部卒業の林さんは母校の為に何かをしないと!と。もう随分前の話であるが、カルチゃーブームがおこつた頃、女性とスポーツというテーマで日大の田中さんに会ったとがある。ずっとテレビで映されたあの室内とあの風貌は本当に変わることが無かったのだ・・・と思っていつも見ていた。ただ、核心のテーマになると妙にはぐらかされたというか、「舞の海はね」という話に進んでイベントの具体案にはなかなか入らず、来客?の多さに改めてと言いながら、これはダメだ、全く進める気がないと確信しその場を離れた事を思い出した。ある意味?まるで映画撮影のような特別な独特な空気の流れる理事長室であったことき今でも覚えている。

それから、妙に月日が経ってとんでもない疑惑に満ちた事件か起こる。本当に当時は日大は闇だったのだと思える。

やたら「女性の力を!」とオウムのように言う人々もいるが、そんなちゃらちゃらした雰囲気ではなく、本当に新理事長には根幹からかえていってほしいと思う。

会いたい人に会っておけよ

2022 年 6 月 2 日 木曜日

久しぶりに昔勤務していた新聞社の仲間たちと会った。いろんな話にはながさく。その中で妙に心にズシンッときた言葉があった。その人が昔から尊敬する上司が言っていた言葉。「70代になったらとにかく、会いたい人間にあっておけよ」と。

その上司の方を私もさんざんお世話になった。外資系の広告代理店にながく仕事されていた方で、リタイアされた後は、自然に囲まれて、野菜を作ったりして、時折、昔のお仲間たちが泊りがけで遊びに行っていたという。

ある日その人が「喉に違和感があって・・・」と言った。そして検査した結果、癌と分かり、手術されたという。その後、その人の携帯から彼に電話があったが、電話口は奥様だったという。その方は亡くなったわけではなく・・・どうもいろいろな事が判らなくなっているようだと。そして彼は、言葉を詰まらせ・・・「もう・・いい」と言った。

「会いたい人間に会っておけよ」

私はまだ70代にはなっていないが、その言葉の重さが実に心にズシンときた。ビジネスとかじゃなくて?それに最近は「賀状じまいします」という連絡を何人もいただいた。何も連絡しなげば・・・そうその人との記憶や思い出で終わるのだ。会いたい人と言われても・・・という言葉がら、思い出した。まだ20代のアタマの中空っぽな時代。もう、亡くなられているが上司がふっと言った言葉。余りにも秘密めいて、とても聞いてはいけないようなことだった。

「自分の生涯が終わる前に、好きな人と1年だけ暮らしたい」

「会いたい人に会っておけよ」という言葉の重さほどはないのかも知れないが、同じような事を言った人が3人いた事も思い出した。男の我儘、男の勝手、男の浪漫?と言ってしまえば、ハイそれまでよではあるが、人生ちょいとすこーし長く生きてくると、そんな言葉の意味合いがしみじみと分かるようになってきた。

会いたい人か・・・この選択って結構、真剣勝負だな・・・と思った。