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4月, 2023 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2023 年 4 月 のアーカイブ

100兆円超え タンス預金

2023 年 4 月 15 日 土曜日

一連の広域強盗事件のニュースで何で?と思う事が多い。昔は信じられないが名簿図書館というものもあり、何度か足を運んだこともあった。高額納税者、別荘購入者、貴金属、高級外車購入履歴など今思えば?の闇の中に入ってしまう。個人情報に厳しい昨今、こんな話をするだけでも異常かも知れない。

しかし、日本のいわゆるタンス預金が多分、想像以上に多いことに驚く。実際07家計が保有する現金はなんと、100兆円超と聞いた、今では笑い話ではないが高齢者にとっては「老後の為」という理由がダントツである。いくつになっても不安要素がつきまとうらしい。勿論、銀行にあずけている人も多いが、金融側からも見ると、その中の一部でも「どうですか?」と投資を勧めたがるときいた。しかし、そんな話も預金側にとっては俄かに信じられないわけで、何がどうあれ、人はいくつになっても不安でしようがない生き物のようだ。ということでへそくりからタンス預金。なんとなく自分の傍においておきたい!そんな心理が働く。家族にも知らせない、家族も知らない状況の中で、刻々と時間は経過していく。しかし、そのままにしておくリスクは高い。

「眠らせたままでは日本経済は立ち行かない」とは聞くが、やはり高齢者層を対象とした情報が余りにも少ないことに気付いてはいない。だからこそ、年齢を重ねてもタンスに走るわけであろうな~。

旧江戸川乱歩邸

2023 年 4 月 10 日 月曜日

6月に旧江戸川乱歩邸を見学するイベント企画をした。お孫さんの平井憲太郎さんと午後から参加者とどう見学していくか?打ち合わせをした。今回はあまり公開していない土蔵の中も拝見することが出来る。薄暗い土蔵の中に並べられた多くの書物。江戸川乱歩の実に几帳面、緻密な気質というか、感じ取れる。一冊一冊から時代の風が吹いているような、声がするような、不思議な空間にいた。凄い・・・そんな一言がはじけ飛ぶ。

富士山はやはり美しい

2023 年 4 月 9 日 日曜日

4月8日の風の強さといったら・・・

こんな冷たい強い風を山でうけたら、かなり危ないと思うほど。

下田に到着し、堂ヶ島に向かう間もその強さは変わらなかった!

あ~体力奪われるよ!と感じるほどの風の力。

翌日9日は何とも晴天がひろがっている・・・

思わず「おお!」といってしまう空と海。

堂ヶ島から土肥に向かう時、富士山の姿か!言い方変ですが(笑)登るとその美しさは感じないが、富士山って遠くから見るとなんて美しいんたぁ!と感動する。謙虚なこの美しさ。多分、富士山以外にはないな。

花たち

2023 年 4 月 7 日 金曜日

ハナミズキが顔を出して、みるみるうちに美しい光景である。ハナミズキの花とよく言われるが、実は本来の花弁ではなく、総苞片(そうほうへん)と呼ばれる花のつけ根の葉っぱのことだ。他の樹木の花に比べてかなり長く楽しめるのは要は“葉っぱだから”~。でも見上げると季節をからだ中に感じる事ができる。

新聞社時代の同僚が送ってくれた沢山の球根。丁寧に包装されていたが、土にうめて寒い冬を過ごした。どこに何をうえたか?全く分からなくなっていたが、芽をだし開花。水やりをしていると心が弾んで、思わず彼女にメールをした。

ある時から彼女は難病に苦しんでいる。ふと昔のいろんな事を思い出しながらメールを書いた。「この春は本当にびっくりするほどきれいなスイセンもそしてチューリップも咲いたよ」と・・・そして「調子のいい時は庭に出て花いじりをしている」と彼女が育てている花の写真を沢山送ってくれた。それは美しい花々!見事!暖かい日には少しずつい少しずつ元気に回復していってほしい、そう思った。そして花には不思議な力だってあるから!頑張れ!

ふっと・・・海

2023 年 4 月 4 日 火曜日

仕事柄どうしてもデスクに向かって背中を丸めている時間が長くなる。取材でヘトヘトになるくらい歩き回っていても、いざ執筆作業となるとやはりウルトラ猫背。肩こりもしようもないと諦めている。

ふっと・・・デスクの前に飾ってある二枚の写真。写真家のAさんの作品だ。それは明け方と夕暮れの海。ゆれる波、太陽の光。海って一日にこんなにも姿をかえるのか?と思うほど。撮影場所を聞きいた時彼が「江の島」と言った。かなり驚いた。江の島のイメージは・・・ないな。というのも私たちがよく観光などで行く江の島の海、観光スポットとはちょうど反対側?。表情がこんなに違うとは・・・しばし見ていると波の音が聞こえてくるようだ。

学生時代にカメラ肩にぶらさげて日本海の写真を撮っていたことがあった。海は寡黙な時も饒舌な時もある。しかし、どうも太平洋と日本海は違うなと自分では思っている。ミ北海道の積丹半島で見た海の色も忘れられないし、鹿児島から直ぐの甑島で見た海のキラキラして表情もいい。それぞれの表情を見せる海が私はたまらなく好きだ。

坂本龍一さん

2023 年 4 月 3 日 月曜日

朝のニュースで坂本龍一さんの死の報せ。3月28日に亡くなられたらしい。なんと享年71。あ・・・と、かなりショックで力がぬけた。

あの映画「ラストエンペラー」で日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞して日本だけでなく世界的に活躍した方だ。

1978年に細野晴臣さんに誘われ、先般亡くなった高橋幸宏さんとともにYMOを結成。シンセサイザーを駆使したあの名曲の数々・・・・。天才たちが新しい分野を切り拓いたと思った。そして映画「戦場のメリークリスマス」に日本陸軍の大尉役で出演。あの独特の風貌は何とも何とも印象深い。

テレビコマーシャルにも病と闘って元気な姿をみせてくれていただけに、言葉もない。

言い方が見つからないが・・・「青春」という一つの輝きが、またひとつ欠片となってしまった感覚。

ご冥福を祈ります。

さくら さくら さくら

2023 年 4 月 1 日 土曜日

2023年4月1日。あ~なんて時間が経つのは早いんだ?と改めて思う。コロナで騒いでいた2020年から2022年?この時期の春の記憶は全く記憶が飛んでしまっていた。緊急事態宣言、ワクチン接種、マスクがない!、おうち時間どう過ごす?、今日のコロナ罹患数・・・漸く?自由に花見か?

午前中の会議が昼過ぎに終わり・・・そのまま都内某所へ桜を見に行った。何とも暖かく、絶好のチャンス。桜の樹の下では多くの人々が桜を見るということもなくシートの上で談笑し、または真剣に話し込んでい。子どもたちも駆けずり回っている。テント持ち込んでいるカップルもいる。テントの中で酒でも飲んでいるのか?楽しそうに笑っている。

こんな光景って本当に久しぶりだと思いながら「桜」の季節の大切さがみにしみた。よく「来年の桜を見る事ができるのだろうか?」といった言葉を耳にする。いやしてきた。これまでは、まったく無頓着であったが、その言葉を発する気持ちが実によく分かるようになった。これは年齢か?心もちか?(笑)

今か今かと開花までワイワイと予想され蕾が開花。人々は花見の予定をたてて「花見じゃー」とくりだす。

花吹雪の頃には、何かせつなさがやってくる。「葉桜もいいよ」なんて言って。しかしいざ!花見だ!の興奮も失せていくのだろうか?

ふと足元を見るとまるで花弁の絨毯である。桜色の絨毯。

これから四季が始まり・・・

また、今年もいろんな出会いと出合が生まれるのだろう。