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ichikoTV - Part 56 ichikoTV

「千駄ヶ谷」の国立能楽堂へ 

2021 年 11 月 17 日 by ichiko_tv

友人と千駄ヶ谷にある国立能楽堂へ行く。能楽鑑賞会でこれまでにも何度か鑑賞したことのある船弁慶は、相変わらず深いな・・・と思い、暫し能舞台に酔う。★「船弁慶」 あらすじ 参考

https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_003.html

しかし、久しぶりの千駄ヶ谷駅。敢えて書く事もないのだが・・・駅前の公衆トイレの美しさ。小さな女の子連れのお母さんが入っていくとき、女の子が「わあ!ママ、きれい!」と声をあげていた。

そうだね・・・2020年は「東京オリンピック」!という感激に日本中が包まれていたんだ。

人生って・・・突然の事があるものだ。コロナウイルスが私たちの生活にこんなに影響があるなど、想像もしていなかったのだ。

昼下がり・・・名曲の旅に

2021 年 11 月 16 日 by ichiko_tv

昨日の昼下がりは友人の企画した、映像とトークと演奏で綴る「晩秋のヨーロッパ名曲の旅」に出席した。会場は丸の内のるー「センチュリーコート丸の内」。明治生命館の地下にあるクラブレストランである。

明治生命館は、古典主義様式の最高傑作として高く評価され、1997年(平成9年)5月に昭和期の建造物としては初めて国の重要文化財に指定されている。

そう、晩秋の昼下がり。ワインとフレンチに舌鼓。名曲はウイーン、プラハ、ライブツイッヒ、ザルツブルグ・・・90分の生演奏の旅である。クライスラー、エルガー、メンデルスゾーン、バッハなど、なじみのある名曲が流れる。至福の時が流れた。

時代の変化に気持ちは右往左往

2021 年 11 月 16 日 by ichiko_tv

大手の新聞社関連の旅行会社から、そしてこれまた大手の出版社の通販部門からの通知。毎回、練りに練った企画力のこんだ内容であり、また通販の商品も逸品と言える数々だった。「ああ、時間作って、是非ともツアー参加したい」「買おうかなと」と思える商品構成だった。しかし届いたのはどちらも「事業中止」のお知らせである。旅行企画は2022年1月出発分まで、通販は2021年12月31日までの申し込みとなっていた。残念・・・などという言葉では言い表せない気持ちである。

コロナの第6波の心配や不安の中でも随分と明るい光がさしこんできたかと、活動開始しているようであるものの、やはり「時代なのか?」としか言葉が出なかった。新生!ではないのか、いや、絶対に次は来る!と私はは信じているのだが、どうも抗えない地球規模の力が働いてしまっている感じがする。

手つかずのファイルを開けた

2021 年 11 月 13 日 by ichiko_tv

〝断捨離〟という言葉は最初に聞いた時からあまり好きな言葉ではなかった。それに私自身、小さい頃は本当に片づけの出来ないアホな子どもだった。人任せの実にいい加減な奴!という感じの子どもだった。

が!しかし!時間の経過は不思議なもので、今では片付け魔というほどに整理整頓好きとなった。時間見つけては整理整頓している。こんなにも「人間って変われるものか?」というほど今では思う。そもそもの気質はそれほどに変わっていないと思うが、どうしたのだろう?(笑)

しかしね・・・手つかずのファイル。ずーっと気にはなっているものの手つかず数年、いや数十年の経過。それは膨大な「手紙」類。実に悩ましい。本当に気が重いが、開いてみた。あぁぁぁぁ・・・思った通りだ。ボウゼン状態のまま、しばし息継ぎ。しかし、おかしなことに「この人誰だっけ?」という人がいるではないか。私、アタマおかしいんじゃないの?気分である。ただただゴメンナサイ。

そんな中、大学時代のゼミの恩師のハガキの数々。これはやはり捨てられない。そしていろいろあって相談にのって下さった方からのハガキや手紙。ああ!これもダメだ・・捨てられない。そんな中「久しぶりに人間ドックに行ったけど・・・健康第一だよね!」と明るくポンポン跳ねた文字で書かれたハガキ数枚。彼女は若くして呆気なくクモ膜下出血で亡くなってしまった。あの時も呆然だった。そして、女友達の「結婚式」招待状・・・すったもんだすったもんだ~で二人は別れてしまったな・・・これはナシにしよう。あっ!開封していないものもある。写真入りと書いてあるではないか!。「どっ!どうしたんだ?」。開封すると・・・散骨にいった時の写真数枚と手紙がある。きっと開封も出来なかった時なんだろう・・・とふっと思った。時が過ぎてしまった。

小説読むより面白い時間が過ぎた。何故って、人々の人生の呟きが聞こえてくるから。そしてその呟きを聞ける記憶がまだあるからか。

寂聴さん 安らかに

2021 年 11 月 12 日 by ichiko_tv

情熱的な愛と生をつづった小説や、法話などの活動で有名な僧侶の瀬戸内寂聴さんが11月9日に亡くなった。享年99。

最近は90代に突入できた方は天才というか一つの才能だと思っている。圧迫骨折や胆のうがんなどで痛みとも闘われてきたようだが、本当に見事な生き方だと思った。

かなり昔の話だが、講演会の講師にと瀬戸内さんに連絡したことがあった。普通は秘書さんを通すのだろうが確かご本人といろいろ話したことがある。ただ、「姉が亡くなって、悲しくて悲しくて、とてもとても今はお引き受けできないの」と仰った。その言葉ひとつひとつが妙に新鮮だった気持ちだった・・・そんな記憶がある。

何故だったのか完全に忘れているが、法話をおききして、はらはらと心が涙で一杯になって、すっきりしたことがあった。何の悩みだったのか?今は忘却している。人間っていいかげん(笑)

99歳とは!それだけでも素晴らしい!

やすらかに・・・あちらの世でも法話を

切れ味

2021 年 11 月 11 日 by ichiko_tv

雑な言い方なのだが・・・私は料理をするのが速い・・・と思う。わりと集中してわっと作るタイプ。気性がかなりせっかちなのが影響しているのかも知れない。ただ、じっくり煮込む料理などには細心の注意をする。なんというか、実験の間隔で、意外や神経質になる。だから料理は不思議だといつも思う。所謂、タイミングというものがある。間のとり方というか・・・

そんな私は、言うのも恥ずかしいが、結構、手頃で格安包丁を使っていた。「ん・・・研げないか」という感じの包丁。セラミックのも衛生的でいいな!と思うと使ってきた。

しかし!

新潟燕三条のなかなかいい包丁を入手した。指でも切ったら~と思うと怖い(笑)と思いつつ、これからますます美味しくなる大根を切った。サクッ!?あれれ、音が違うよ。これが切れ味というものか!と妙にまな板の上の大根に感激してしまった。切れ味も料理の味と一緒だなと思った。

もともと料理は嫌いではないが、なんこの包丁でますます料理が楽しくなった。たまには奮発してみるのもいいね!

メディアの沈没とはね

2021 年 11 月 10 日 by ichiko_tv

情弱すら騙せなくなった・・・こんなフレーズに・・・

経済評論家の渡邉哲也氏の「メディアの沈没」を読み終わった。

第1章 切り裂かれたメディアのビジネスモデル

第2章 「東京五輪」を裏切った テレビ局

第3章 護送船団の 沈没プロセス

第4章 高市早苗の NHK改革

第5章 新聞はもう死んでいる

第6章 電通弱体化が突きつける課題

新聞社にいた人間としてはいろいろ判っているつもりでも「新聞はもう死んでいる」と言われ速報は遅報となった・・・までは判るがランチェスター方程式の臨界点を突破したとなると口ごもる。「日本ABC協会」の仕事もしたことがあるし、十分に販売数について認識していた。しかし、販売数の伸び悩みの中でも必死に次の未来を考えた。社会に対する影響力まで数値で算出されれば頷いてしまう自分もいる。

しかし沈没とは・・・うまいタイトルをつけたものだ。

地球へ

2021 年 11 月 9 日 by ichiko_tv

宇宙航空研究開発機構(JAXA)の飛行士・星出彰彦さんが半年滞在した国際宇宙ステーションから米南部フロリダ州沖に着水する予定だ。

幸せのスイッチ

2021 年 11 月 9 日 by ichiko_tv

生きているかどうか全く想像も出来ないが、2050年の世界を予想した書籍など読んでいると、ほっ~と心の中にブラックホールが現れる。こんなに大人になっても?それほどワクワク感もない部分に触れると、何故か、昔々の何もかもがフレッシュだった時間に戻りたいと思う事もある。

例えば、デジタル面の端境期はいうになれば本当に大変な時代。先般のイベントでも申し込み方法から戸惑っているゾーンをどう救いだすか?に追われた。「QRコードなど読めないけど」「インターネットをしないので分からない」そして「FAXがないから・・・」と諸々の問い合わせが携帯にかかる。そんな層がいるということが例えば若者たちにいうと不思議な顔をするのだ。彼らにとってはもう「普通」「日常」の環境だから。この感覚の事は幅広い世代を相手にしていると本当に難解極まる世界となる。これって・・・体験しないと分からないな。

未来予想図で見ている映画やドラマの世界。どんな未来が訪れてくるのだろうか?よく「昔の事はよく覚えているのに、ついさっき起った事を忘れる」と高齢者の介護の事できかれる言葉だが、最近は年取ったらなんと幸せなスイッチが人間には入るのだろうか?と思う。幸せのスイッチ、若かりし頃は考えもしなかったスイッチである。

スマホグルグル~

2021 年 11 月 8 日 by ichiko_tv

先般、ロケ取材で重要文化財のある某所に行くときに、カメラマンさんたちがスマホで曲がりくねった住宅街の道をすいすいと先行していた。ある二又のところで右に行こうとすると案内してくれる方が「あっ!そちらからも行けますが、左の方が近道なんです!」と言った。カメラマンさんたちは引き返して笑みを浮かべた。そうか!スマホには近道は見分けられなかったのかと思った。

タクシーに乗った時、分かりにくいところはカーナビに住所を入力することが多い。土地に詳しい運転手さん以外はその街の昔からある通り名はなかなか厳しいものがある。というのもだいたい、街の通り名は「近道」が多いからだと思う。そんな話をしているうちに「道でよくスマホをグルグル回している光景があるでしょ?」という話になった。「目的地を「上」に設定しないと目的地に行けない人はそうすることが多い」と運転手さんは言い、だいたいタクシーでは紙の地図を携行しないとならないが、その地図を見る時も「目的地を上に持ってくるもんがいる‼こりゃダメなんだよね~」と運転手さんが笑った。

街でスマホグルグルしている姿。一体何なのだろう?と思っていたがゲームではなく地図見ているんだな!と納得した。この日は私も久しぶりにマスク顔で大笑いしてしまった。