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入山規制 | ichikoTV ichikoTV

入山規制

御嶽山の噴火から1週間がたった新たに死亡が確認された愛知県豊田市立平和小5年生の長山照利さんは、17人のグループで登山中に噴火に見舞われたという。新たな犠牲者4人が見つかったとのニュースに心が痛む。山に降り積もった火山灰は台風18号の接近で雨が降り、今や泥となり、捜索隊の足に絡みついている。

紅葉の時期、土曜日の昼、抜けるような青空・・・こんな最高の条件が最悪の状態と重なってしまったのだ。例えば、夜中で、雨が降って、寒くて・・・という状態であれば登山する人などいない。しかし、タラレバはない・・・。

「もっと火山のことを知ってほしい」「もっと火山の勉強してほしい」とは言い訳にしか聞こえなくなるものだ。プロではない一般の誰もが理解するためには、「一般の人々に対する対応」しかないのだ。火山振動が認められていたならば入山の規制を行うべきだったとつくづく思う。目立った噴火の予兆がなかった場合、入山規制を厳しくしがたいという。また、ひとたび規制を設けると観光客の減少に直結する。これが理由である。入山者への噴火時の情報提供の強化、そして何よりも万が一の時にはシェルター新設なども課題のひとつであろう。今回も、身を隠す事の出来なかった場所にたまたまいた人々への被害が多くなっているのだから。

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