朝から友人の告別式に参列。読経のなか、これまでのことをいろいろ思い出していた。まだ20代の自分が見えた。ただただがむしゃらな自分の姿が見える・・・。明るく挨拶を交わし、そしてお互いにそれぞれの仕事へまっしぐらな日々が見えた。
これまで、どんな人と出会い、どんな生き方をしてきたのか、それが葬儀ではみえてくるものなのだろうか?とふと思った。
棺の中の友人は、静かに目を瞑っている。唇に大好きだったビールを少しだけ湿らせる。「さようなら。光となった友よ。今までいろいろいろいろ有難うございます!」と私は話しかけた。