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2015年1月21日 | ichikoTV ichikoTV

2015 年 1 月 21 日 のアーカイブ

陸軍境界石

2015 年 1 月 21 日 水曜日

以前より、江戸城再建のことでお世話になった作家の黒田涼さん。新著がなんと東京23区内にも数多くの軍用地があったことを紹介する本『大軍都・東京を歩く』であるが、本日はその黒田さんのセミナーに参加。副題が「忘れられた戦争の跡を歩く」・・・というものではあるが、参加者の方々のお顔ぶれをみると、何とも皆様物静かなインテリという感じの紳士が多く、決してセミナー中、大口あけてダハハハなど馬鹿笑いなどしてはならないと肝に銘じた。

何といっても興味深いのが「陸軍境界石」。戦前の日本にあった陸軍は全国に駐屯地などの用地を持っていたわけではあるが、その敷地境界には、境界を明らかにするための石の柱があり、側面には「陸軍用地」だの「陸軍省所轄地」だのと書かれていた。それが今でも全国の旧軍用地に残っていて、23区内でも多数残っているのである。ご存じでしたか?23区内だけで数十本残っているようです。まだこの石をなんとよぶのか?不明ということですが・・・

築地の産院で首に臍のおを巻き付け仮死産で生まれ、お湯とお水に交互につけられ、医師にバンバンと叩かれ漸く「おぎゃー」と泣いたそうである。小さく生まれ(今では?)幼少時代に育ったのが麹町。永田町幼稚園に通った。国立劇場が出来る前は進駐軍のパレス?とよばれ、その小高い丘が私の遊び場立った・・・シュロの樹が印象深い。そんな記憶がある。もうこうなったら・・・とはいうものの暫く時間はかかるだろうがも少し調べてみたくなった。とにかく千代田区は分かりやすい。

まあ、焦らず一歩一歩ということで。

黒田さん、いつも歩いて歩いて得た情報と知識。いろいろ有難うございます!