♬探し物は何ですか~
井上陽水の「夢の中へ」ではないのだが、探し物をして数時間経つ。
勿論「カバンの中も 机の中も」探しました!
しかしみつからないのですよ~
♫まだまだ探す気ですか~
なんて、歌っている場合でないほどの緊張が続く。
あるべきはず?の書類が紛失している。
忽然と‼ 姿を消している。
とりあえず、それを鞄に入れて歩いた日の手帳を丹念に確認する。
それは、まるで、犯人の足取りをおう刑事のように。
もうすでに午前零時過ぎではないか‼
最後まで絶対に?書類を鞄に入れていたこの日は三件の仕事をしている。
場所と行動を思い出しながら・・・記憶とは消えていくものだなあ。
見つからず2時間半経過。
どうしたのか?
本当に無い‼
「もう、諦めるか」と布団にもぐるが、やはり気になって眠れず。
一体どこに?置き忘れたか?
どこかに?捨てたのか?
まさか!?
いや、人間には間違いをおこす動物である。
心の中で「いやだいやだ」と思って、ごみ箱に捨てたのかも知れない?
結構のボリュームがあるというのにか?!
解決できぬまま、翌日になる。
このことを脚本家・演出家の永島直樹先生にポツリと話すと「実は僕も原稿が消えたんだ‼」と。
「先生、それって直筆ですか?」と訊くと、「原稿用紙100枚くらい・・・」と言う。
「えっ?」といったものの、そのあとは無言でいるしかない。
パソコンにでもデータとしてあればよかった・・・と思うのは、現代人の特徴なのかも知れないな。
直筆の原稿用紙など、コピー、スキャンでもしていない限り、「あああ~」である。
その点、私のほうが何とかなる状態だ。
データ保存してある人にアウトブットしてもらえばいいだけだから。かなり、恥ずかしいが・・・。
しかし、整理整頓と常々思っていても・・・こんなことがあるものなのだ。