目の前の仕事にただただバタバタしている日々。
ふっと気づくのだが・・・
やはり時間というものは残酷に、当たり前のように過ぎ去っていく。
目の前のニンジンか?
まるで馬車馬の如く突っ走っている。
「まったく・・・」
そんな時、資料の中からかっちゃんこと小林カツ代のゲラの校正がハラリと。
つい、読んでしまう。
ある高齢者施設で見た、そこの料理についての話だった。
確か“食育”という言葉が闊歩しはじめた頃だったか。
その校正の一つ一つの文字を見ていると、かっちゃんのあの話し声が聞こえてきた。
通常、雑誌、小冊子などが印刷が終わってしまうと校正をくわえたものはどこかへ消えてしまうものだが・・・
ずっと捨てられずにいたFAX用紙だね。
私の宝物である。