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まるで学術書を読むような名前が並ぶ昨今のクリスマスケーキ。流通さんの世界ではいよいよ「予約会START」である。そのケーキは「食品」というより「芸術品」の世界である。これをクリスマスケーキとよんでよいのか?と思うほどである。多分、どこからナイフを入れていいものやら、眺め続けてしまうのではないかと思う。微妙な繊細な味のハーモニー?へ誘われる。

素朴な手作りの昭和のクリスマスケーキが妙に懐かしくなってきた。ジングルベルの曲にのって浮かれたお父さんたちが「これだ!」という気分で家族サービスした一品でありそれは当時、逸品だったのだろう。凝った家ではマルドリを焼き、七面鳥を焼く家もありも本当にそれぞれの家庭の味とその一品でより華やかになったのだと思う。勿論、料理上手のお母さんは手作りケーキで子どもたちが飾りつけに大騒ぎしたのだろう。

しかし・・・

クリスマスケーキにしても、おせち料理にしても然り。「おせち料理」というよの「正月の料理」とでもよんでほしいと個人的にしい毎年思っている。その思いは年々強くなっている。自宅でおせち料理など作る家がだんだんとなくなってきているのは確かだと思う。今では何万もいえ、何十万もするおせち料理セットというものが売れて且つ人気商品である。

記事を書く筆がとまってしまうのは「おひとりさまおせち料理」というものに初めて出会った時だった。おひとり様ビジネスはますます活気をみせている。あるところまで止まらないのだろうな。

 

この季節になると本当に考えさせられる。「家庭の味」「お母さんの味」っていうものの世界が昔とは確実に違ってきているなと。あるテレビコマーシャルでは「お母さんの料理が食べたくなった」と実家に帰ってきた息子にコンビニで買ったレトルト食品を並べる母親。ある日、そのコンビニで買い物をしている息子とばったり!「お母さん!」と叫ぶ息子と逃げる母。ふふふと笑うコマーシャルではあるが、笑えない。ある家庭では毎日レトルト並べている奥さんがいてご主人は料理上手の奥さんを嫁にもらったと大喜びしている家庭もある。その嫁が「メニューに限界」と言って悩む。これ現実の話。

 

一生、料理しないでも生きて行ける世界も今後はありだなって。

でも、この地球上では当たり前のように飲んでいる安全な水も飲めない人々がいる。彼らはレトルト食品も知らない。嗜好品をたっぷり知っている私たちとはあまりにもかけ離れた世界なのだ。

 

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