よく「若者ことば」という表現をする。10代から20代前半の世代の言葉らしいが、若者だってトシをとる。しみついた習慣がなかなか消えないように言葉だって簡単には消えるものではないと思っている。
本当に飛び交う言葉!
「マジっすか?」
「それってガチっすか?」
その言葉を聞くたびに私のアタマの中では翻訳機が動き出すので。何と翻訳すればいいのかと。この世代がトシをとっていき、家庭で仕事場で、やはり使い続けるのではないかと。その他の言葉が分からないまま、死んでいくんじせゃないかって心配さえしてしまう。この世代の親御さんは一体いくつか?と思ってしまう。
今後、例えば、かなりフォーマルな席に出席しなければからない時、またいろいろお話を聞かなければならない時・・・
「マジっすか?」
「ガチっすか?」
これははないだろうなあと。
なんでもかんでも「ヤバいっすよ」と言わないでほしい。
マジ、ガチ、ヤバい・・・とこの3語しか人間が使えず、しかし、いろいろなコトバを学習したAIが出来た時、どうなるの?
何をいっているのか人間には分からない・・・
そんなミステリーを想像してしまう。それはそれで面白いが・・・
こんな言葉を聞くと、つい古典を読んでしまうのだ。何か打ち消すためには古語しかないほどの「気持ち」というか「気分」になる。古典に逃げる!(笑)ことが多い。