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11月, 2018 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2018 年 11 月 のアーカイブ

予測の大切さ 高校2年生の〝発見〟

2018 年 11 月 9 日 金曜日

岡山県立笠岡高2年生の植松蒼さんが、クマバチに寄生する南方系の昆虫ヒラズゲンセイを広島県内で初めて発見したという二ユースを見てねなんだかとっても嬉しくなった。なんでもこれまで分布の本州西端だった岡山県内の確認情報から生息域の広がりを予測して、3年かけて福山市で見事に探し当てたしという。

植松さんは昆虫を採集、研究する倉敷市立自然史博物館の「むしむし探検隊」に小学5年から所属していたという。ヒラズゲンセイの県内での確認情報を調べて分布が西に拡大しているとみて県境越えを予想して15年から福山市で探し始めたということだ。

この「予測をたてる」という行動はどんなことにも必要だと思う。最近は情報が手軽に入りすぎて、受けた時に既にスルーしてしまっている感がある。だから「予測」をたてることは難しい。

予測が正しく、見つけたという感動で捕るときに指が震えたそうだ。こんな体験、なかなかないものだ。未発見の昆虫がまた発見されるかも知れない。

「猫の首に鈴を付けるのは誰なんだ?」

2018 年 11 月 8 日 木曜日

「猫の首に鈴を付けるのは誰なんだ?」「影武者はいないのか?」・・・昔、サラリーマン時代から、だいたいこういう時は「吉田、お前やれ!」ということが多かった。今思うと「はぁ?」である。

「度胸いいからな」「潔良いよな」とよく言われ。しかし、どうもそのちぐはぐ感におかしいと若い時代は思わなかった。若さとはそういうあれこれをも払拭して「飛び込む」というすごい力があるものなのかも知れないな。

しかし、人は加齢していくと、いろいろな知識というか人生の澱のような知恵がついてくる。だから今は「あだだだ・・・」という感覚である。

そう、年とっても、この「猫の首に鈴を付けるのは誰なんだ?」のお役目がやってきた。もう度胸も愛嬌もない。だから、ただただ能面のように冷静に対応していくしかないと思うと一番弱い「胃」が痛むのだ。

まあ、鈴付けも永遠に続くことでない。そう考えて、さっさと能面で向かっていこう・・・と思う。

 

子どもたちのパワー

2018 年 11 月 7 日 水曜日

今年も「調べる学習コンクール」の審査が迫っている。豊島区の小学生からの応募も年々増加している傾向である。そして、その出来ばえが素晴らしいのだ。私は最終審査員であるから一次、二次・・・と通過した作品との出会いであるのだが、本当に子どもが子どもらしく成長していく過程をまざまざと見せつけられる。この「時期」を漫然と見失ってほしくないとと思うほどである。

その中の一つが、たまたま保護者から選考辞退の連絡があったと聞いた。他の募集のなんと「大賞」をとったらしい。流石に!その作品には私も魅せられたものがあった。今は書けないが、本当に疑問に思って、書籍を調べ、博物館に行って小学生なりの取材をした姿が浮かんでくるのだ。

いよいよ最終審査は今週末となった。12月には表彰式である。そんなことを思うと、ただ何となく・・・日々過ぎているのはかえようよ!と単純に思ってしまう。まあ、流れるように生きるという姿勢も素敵ではあるのだが・・・。

そんな嬉しい連絡の中、「総理が適材適所といわれて選んだ(大臣の座)であるから適材適所なんだろう」と開き直って国会答弁して、全く勉強を怠っていた某大臣の姿がふと浮かんだ。こんな開き直りに日本の政治がまかされていいのか?違うだろう?まさに・・・おいおい!である。

 

地域文化ゼミナール 無事終了

2018 年 11 月 3 日 土曜日

無事に地域文化研究のゼミナール第2回が終了。会場は満席であった。気候もよく休日。果たして・・・と思っていたが本当にいろいろな意見が出て楽しい時間であった。

時を刻むように記憶や思い出、感動も刻んでいきたい。