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昭和20年8月15日という日 | ichikoTV ichikoTV

昭和20年8月15日という日

朝から蝉が激しく鳴いていると・・・きっとあの年も鳴いていたのだと思う。

これまでに「としまの記憶」をつなぐ会では400本を超える動画を収録してきた。「記憶の遺産」という言葉が年々、心に深く刻まれるようになった。

語り部の方々の言葉は実に重い。あの玉音放送をどんな気持ちで聴いたのかと思うと・・・私は想像の域を遥かに超えた時空へ飛んでいく。

 

小学生の時か・・・

夏休みに過ごした祖母の家。夏の湿った空気。そして、けたたましいくらいの蝉が鳴いていた。居間の壁に貼ってあった食い合わせのチラシをぼーっと見ていた。何故?ウナギと梅干がいけないのか?カニとかき氷って?一緒に食べることってないでしょ?と思いながら見ていた夏休み。

 

祖母の横顔・・・今はなき祖母の横顔が印象に残る。

額の汗を拭きながら、ぽつりとを息をはくように言った?そんな気がしている。

 

敗戦日おわりはなしと祖母のこえ

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