私の名前はけっこう個性的である。わりと親しくなると名前で呼ばれるようになることが多い。イベントなどしていると担当者の名前で掲載する事があるが、こうした企画では時々、ドラマチックな事が起る。今回のイベントでも参加者からの問い合わせがあり、意外と細かく説明した。すると・・・また、その方から電話があって「いち子さんですよね?」と数回、確認された。さすがに驚いていたが、「はい、そうです」と答えると、先方は明るく「わあ」と言った。こんな事を書いていると危ない!イメージが強くなってくるのだが・・・
要は、大学の同窓で、且つ、ちょっと部活でかかわったことがあったようだ。ふっと、不思議な懐かしさがこみ上げてきた。自分が21歳くらいの時に彼女は大学1年生で入学してきたのだろう。
ちょっと電話が長くなってしまったが、何十年か?、今度、企画したイベントで会う事になったわけだ。ビックリするほど長い時間を私たちは過ごしてきた。いろんな土地にも住んだようだ。だが、今回のたまたま自分が企画したイベントのチラシに書かれた私の名前と携帯電話番号。現代は「なんて危険な!」といわれまくるだろうが、人生の数年の話を語り合いたい・・・そんな衝動で一杯になった。本当にドラマチックな再会というものがあるんだね。