北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、40年以上もの間、娘の救出活動を続けてきた横田滋さんの訃報にせっした。享年87。ただただ空しい気持ちに襲われた。
当時、中学1年生だっためぐみさん。新潟市の学校から帰る途中に北朝鮮に拉致された。40年余りにわたって娘の救出を訴えてきた父親の滋さん。40年というす長い時間だ・・・
平成9年に拉致被害者の家族会が結成されてからは、代表として、妻の早紀江さんとともにすべての都道府県を回り、救出を求める署名活動や1400回を超える講演を重ねてこられた。体調を崩されてからは入院され、そしてめぐみさんの同級生がお見舞いに行くと「1分でもいい。めぐみに会いたい」と言っていたそうだ。
テレビのニュースで北朝鮮による拉致被害者家族さんが連絡会代表・飯塚繁雄さんが涙ぐみながら会見していた姿が本当に悲しかった。飯塚さんも拉致されたと思われる田口八重子さんお兄さんである。忽然と姿がなくなった八重子さんの息子をわが子として育ててこられた。飯塚さんの奥様もまた八重子さんのお子さんたちの人生にかかわってこられた。
まだまだ進んでいない拉致問題。いつ?どうしたら?苦しみ、疑念、怒り・・・解決するという気迫は持ち続けていかなければならない。
この投稿は 2020 年 6 月 5 日 金曜日 10:44 AM に 社会問題 カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。
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