サイトトップ

2月, 2015 | ichikoTV - Part 2 ichikoTV

2015 年 2 月 のアーカイブ

春の味覚

2015 年 2 月 19 日 木曜日

自分もかなりのせっかちであるが・・・

同じ樹であってもせっかちな蕾があるものだ。

庭の梅。もう開花したか?

「かなりせっかちだね?」と言ってみる。

心ばかりか・・・桜の蕾も膨らんで見える。

いよいよ春か!

そうそう、この春の光。

冷たい風の中で一生懸命に見つけた浅利。小学校低学年の時の潮干狩りの光景が浮かんでくる。

 

浅利飯これぞとかきこむ江戸の味

 

 

1995年

2015 年 2 月 18 日 水曜日

1995年。思い出すとあのサリン事件があった。

ニュースで八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で主婦、女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、女子高生らが縛られていた粘着テープから検出された犯人のものとみられる指紋が10年ほど前に死亡した日本人男性のものと酷似していることが分かったと。犯罪歴がある人物1千万人以上分が登録された指紋データベースに照会した結果ということだが、会社員で、死亡した時は60代だったらしい。諮問の照合で12ポイントのうち8か所が合致しているらしく、そこが100%という確信がないそうだ。本当に「なんで・・・」という事件だけにしっかり覚えている。何も銃を使わなくたってと思った。近くでは盆踊り大会が開かれていた夏の夜の事件だった。どうなるのだろう。ご遺族の気持ちを考えると複雑である。

昼下がり

2015 年 2 月 17 日 火曜日

午後から商工会議所関連の講演会へ出向く。講師は政治評論家の田崎史郎さん。そこまでしゃべっちゃうの?と、まあ、政治の裏話もたいそう聞けて・・・楽しいひと時であった。時代も川の流れ・・・か。

忙殺!

2015 年 2 月 16 日 月曜日

艱難辛苦汝を玉にす・・・か?現在、艱難辛苦にて当方ズタボロであります!まあ明けない夜はない?信じましょう。

リトル・フォレスト

2015 年 2 月 15 日 日曜日

五十嵐大介原作人気コミックを映画化した『リトル・フォレスト』が公開中である。何が気になるって女優の橋本愛が主演であるがその主人公の名前が「いち子」。よく間違われる「いちこ」でも「一子」でも「市子」でもなく「いち子」。まさに、私の名前が気になってしようもない。

約1年にわたったという岩手県奥州市でのオールロケは素晴らしい。簡単に言うと主人公・いち子が故郷に戻り自給自足の生活の中で、生きる力を充電していくという物語。とにかく移ろいゆく四季の美しさはただただ感銘。そして旬の野菜や食材を生かした食事の数々。素材のかおりが伝わってくる作品である。

監督は森淳一さん。「食を扱っている映画ではあるけれど、むしろ人々の暮らしぶりを描きたいと思った」と強調しているが、地元の素材でつくるあずきマフィンや凍み大根。お母さんが上手に作っていたパン・ア・ラ・ポム・ド・テール。野山で採った山菜の天ぷら。また母親役の桐島かれんがいい。ささっと料理を手際よく作る母親。理想のように見えて突然の失踪。いち子の一歩前進していく成長と次々とつくられる料理の数々。

常日頃、スーパーで何の感動もなく購入している野菜たちの強さと命。安直な生活に反省しつつ。感動を与えてくれる作品である。

公式ホームページ

http://littleforest-movie.jp/sa/

 

 

 

 

2月14日

2015 年 2 月 14 日 土曜日

2015年2月14日。元旦に急死してしまった友人の四十九日法要。納骨を終え、もう一度空を見上げる。涙が流れる。「なんで?」と。2月14日ってね・・・いつも青空が広がっている、そんな気がする。

2月14日は母の命日。あの日、担当の医師に「どうしますか?」と言われ・・・もっと長生きしてもらいたかったが、「このままでいるとどうなるのですか?」と聞くと「脳圧があがっていきます」と医師が言う。「脳圧が上がると母は辛いでしょうか?」と訊ねると、医師は頷いた。お父さん、早くお母さんを迎えに来て!と私は心の中で叫んだ!お母さん、お父さんが迎えに来てくれるから!お母さん、有難う!と。あの日も青空だったな。ニューヨークから飛んで帰ってきた弟はいつまでも母の手を握っていた。

 

そして2月14日は友人の誕生日。夕刻から仲間たちが集まって乾杯した。「元気に誕生日が迎えられることって幸せだよ!」と言いながら。

世の中ではチョコレートが売れに売れて?バレンタインデーを一人で祝う?ばれぼっちというのもあるみたいだけれど・・・仲間のいることの幸せ。そして亡くなった人々を悼む心。永遠だよ。しかし人生とは!

遭難事故

2015 年 2 月 13 日 金曜日

ニュースで山での遭難事故を知るといたたまれなくなる。2月、3月・・・いや、常に自然は驚異である。

しかし、昔々の話ではあるが、2月11日に八ヶ岳で親しい知人が遭難した。未だに忘れられず、2月になると当時のことをありありと思い出す。彼は山のプロであった。その日のパーティーのリーダーであった。しかし、トラバース中にふと後方に続く仲間たちに声がけし、そして滑落したのだ。滑落の報せを聞いた時は全く信じられず・・・。「嘘であってほしい」と思っても・・・

素人は勿論であるが、プロであっても自然の中にあって、無力になることもあるのだと思う。

どうぞ、100%安全な世界とは、どこにいても「無い」のではあるものの、本当に無理な計画は立ててほしくない。「行かないこと」「進まない事」もひとつの選択であると思うのだが。そうもいかずか。人生とは不思議なものである。

 

時代は流れる

2015 年 2 月 12 日 木曜日

米投資ファンドのベインキャピタルが、全国で温泉旅館などを運営する大江戸温泉ホールディングス500億円で買収するとのことだ。なんでも訪日外国人の増加に伴って温泉旅館の需要増が期待できると判断したという背景があるらしい。大江戸温泉が出来た時の当時のことをつらつらと思い出して見た。

 

民話から現代を考えてみた

2015 年 2 月 11 日 水曜日

小学生の頃から「民話」が好きだった。授業が終わらず、所謂トンネル授業いう時もままあったが、ちょっとし時間が空いた時などは図書館にダッシュして、一話くらいは読んでいた。どうしてもという時は多分かりたのだろうが・・・

最近になって、妙に民話に関心がでできた。そもそも興味があって、もともと好きな世界であったのだから要は「継続」しているということなのだろう。

さて、特に「姥捨て」という民話を読むと、今の高齢社会のことをふと、考えてしまう。この民話の世界であると60歳になると「役に立たなくなった」老人は子どもに背おられて山に捨てられるのだ。子どもの背中で、ポキポキと枝を折っては山道に落としている老人は、息子に帰り道が分からなくならないようにと必死でいる。捨てられるという事態になっても子どもの心配をしているのだ。やはり長年暮らした親子の情というものだ。絆は強く・・・子どもは親を縁の下に隠すことに。このあたりから、いろいろな展開があるのだが、たまたま縁の下で過ごすことができる老人は生き延びて、子どもが困った時に、年を重ねたということで得た「知恵」を与えるのだ。「何の役にも立たなくなった」と言われる60歳の老人もここで初めて自分の「価値」が十二分に発揮されるのだ。

どんな老後を過ごすのか?エンディングノートを書くなど終活準備など考えられるのは幸せすぎる世の中なのである。

 

 

季語とは!

2015 年 2 月 10 日 火曜日

確か、中学一年の国語の授業の時に習ったと思う・・・俳句。それからというもの、全く無縁でいたのだが、今から3年少し前、本当にひょんなきっかけから始めた俳句。続けるつもりはなかった。いや、自分には無縁であり、出来ないとずっと思っていた・・・のであるが、君島芝田先生のご指導のもと、何と継続している。

ちょっと信じられない現象が3年を経過。毎月、10日に課題とともに5句の俳句を出句する。そして、俳句仲間の方々の作品から6句選び、選評をするのだ。

不思議と人間とは習慣が身につくと、それをしっかりこなさないとちょっと何か忘れた気持ちとなる。特に、社会人として後天的に身についてしまった「締切日厳守」という感覚。どんなに嵐になろうと何が起ころうと出句する。(これまでに急な出張と重なりごめんなさいをしたことが1度あるが・・・)

今月も5句提出。季語の素晴らしさに改めて感動する今日この頃である。