某セミナーで『群書類従』の話が出てきた。塙保己一が編纂した国文学・国史を主とする一大叢書である。古代から江戸時代初期までに成った史書や文学作品の計1273種を収められている。
古書の散逸を危惧したこの塙保己一。5歳のときに疳の病気にかかり7歳の春に失明したということを知らなかった。そんな塙保己一の仕事。想像を絶する集中力で編纂したことを改めて思いうと何と、自分が為体であるかと思われる。
ある衝撃であった。
偉業。
言葉も失う。
今後、自分は不平は言うまい。
不満に対してはどうすれば一歩近づけるのか?考えよう。
凡人として、出来る限りのことを真剣にしていこう。