このところ、ちょっとしたミーティングや暑気払いでオシャレなカフェレストランを利用することが多い。そこでわいわいとワインなんぞ飲んだりするのだが・・・
さて、メニューの一つ、ボークのローストが出てきて、内部が少しピンク色であると昭和時代のおじさん、おぱさんは「火が通っていない!」「なんということか!」「シェフに言いましょう!」と騒ぎだす。
あまりの騒ぎにどうしたもんだろう?と思いながらも豚肉には十分に火を通しましょう!と家庭科などで習った昭和時代の自分も疑問に感じながらも・・・ついには食欲に負けて口にしてしまうのだが。おじさんたちはブウブウとクレームをつける。
料理の専門家に問い合わせてみた。
なんでも豚肉の殺菌可能温度、63度ギリギリで、長時間中まで焼くということらしい。豚肉は最近では、真っ白になるまで焼かなったそうな。ブロックの場合、中心温度が63度が推奨。ですが、シェフによりますが58度が美味しいという人もいる。但し、太い血管などが通っている部分は火が入りきらず赤赤しかったりするので、そこは焼く必要が出る。最近の火入れの流行は、《赤い(ロゼ色)だけどしっかりと火が入っている》といった焼き方ということで合点!
しかし、かたくなに昭和時代のおじさんたちは「しかしね、やっぱり火を」とのたまう。
まあ、こういう世代にはよーくわかるように説明が必要ですね!