神渡良平さんの「アメイジング・グレイス」を読んでいる。
この歌に込められた人類の黒い歴史。
黒人奴隷貿易船の船長であったジョン・ニュートンが船をおりるまでになった苦悩と後悔。
人としてその尊厳を取り戻した時におのれをも救われたと歌詞に残すのである。
著者の神渡さんは働き盛りの38歳の時に脳梗塞で倒れ辛い闘病生活の中で気づく。
人生は一回しかないこと。
どんな人もなすべきことがありこの地上に送られているということ。
人生に起きる出来事に、意味のないものはないということ。
深い理解もなく・・・この歌を歌っていた自分を恥じる。