早朝のニュース速報。
世界保健機関(WHO)が1月30日に中国を中心に拡大している新型コロナウイルス感染による肺炎について緊急委員会を開いて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言した。
WHOによるこうした緊急事態宣言は現在の制度が整備された2005年以来で6件目。昨年のエボラ出血熱でも宣言は出されている。
今回の感染に関しては、これまで何か見送っていたテドロス事務局長。中国での感染者の急増をはじめ各国への発生を鑑みると「遅い!」くらいである。彼は中国に対して「感染封じ込めに「並外れた措置を取った」などと高く評価していた。
しかし、今、感染者が確認された国々が増える一方であり、とくに国医療制度の弱い国に広がったらどうなるのか、かなりの危険性がある。「症状は安定しているから大丈夫」ではなく、早急の対策を考えないとならない。、