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恋文

「毎日毎日心配で心配で、ぢつとして居られない」「恋しくつて恋しくつて、早く会はないと僕は何も手につかない」・・・・

 

文豪・川端康成が婚約者の伊藤初代に宛てて書いた手紙が神奈川県鎌倉市の川端邸で見つかった。新発見の手紙は11通で10通は婚約者の伊藤初代から川端に宛てられたもの。1通は川端自身のもので、1921年秋、22歳の時に伊藤初代に書いたものだが、これが投函されなかったようだ。

 

二人の恋はその後、初代が「ある非常」という理由で結婚を断る手紙を送りそして破局。失恋を題材に「非常」などの初期小説を発表。代表作の「伊豆の踊子」も影響を受けたとされるが・・・。しかし「非常」とは?その謎に大いに興味もわくが・・・

いずれにしても、私は川端康成の短編は特に好きである。文章の勉強にもなる。「不死」などは何度か読んで、漸く意味も分かる不思議極まりない短編であった。

恋文か・・・そう、昔、入院中のある女性が「どうしても自宅に帰らないとならない!」と何度も何度も言いながら、病院で息を引き取った。病身の女性を労わるように家族は必死でとめたのであるが・・・「どうしても自宅に帰らないとならない」という理由。それが彼女の死の後に分かった。捨てることの出来なかった昔の恋人との「恋文」。その話を聞いた時・・・随分、時間がたってしまったが、今の方がその真意がよく分かる。月日とは実に不思議である。

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