車窓から見える冬景色・・・人は寂しいというが、私は嫌いではない。
列車に乗っている時間の何と幸福なことか・・・。
いつもは恥ずかしいほどのせっかちな自分が、そんな自分を見失ったが如くに寡黙になる。
車窓の風景のひとこまひとこまが一つのドラマになっていく、そんな勘違いをしていしまう。
嫋やかでそして華やかな春、眩しいほどの新緑の鮮やかさ、溢れるほどの色に彩られた秋の山々・・・これほどに静かな冬景色というものは他の季節にはない、そんな力を持っている。
日本に生まれ、日本人として育ったことに感謝!
最終の列車を見守る冬木立