今年、5月に歌手の平浩二さんが発売した曲の歌詞が、なんと「Mr. Children」の曲に酷似しているということで平さんのCDを発売した徳間ジャパンコミュニケーションズが自主回収に乗り出した。
この曲は、平浩二さんのシングル「愛・佐世保」に収められたB面の曲「ぬくもり」というもので、酷似ったて・・・と思ってテレビ番組を見ていたら・・・こりゃまずいでしょ。作詞家の沢久美さんという人の作詞らしいが、いくら考え方が似たとしていても、これはないかと思った。
歌い始めのことばが似ている曲があった‼
先般、産経の先輩たちと会って、飲んで、カラオケに行った夜のことを思い出した。一人の先輩が「いっちゃん、最初がね~♪くもりガラスではじまるんだよ~」。ちょいと酔ってしまってタイトルが思い出せないらしい。みんなでバタバタ探したところ一人が「おっ‼これだ」と言って、『ルビーの指輪』のカラオケにセットした。始まった‼あの名曲が。
♪くもり硝子の向こうは風の街 問わず語りの心が切ないね ~
・・・女は 背中を丸めながら 指のリング抜き取りますね~
男は一言いうのです。
「 俺に返すつもりならば 捨ててくれ」
ああ‼潔さ?
さてさて、どうもその潔さではなく、先輩は私の目を見つめ「いっちゃん、違うんだ~違うんだ~」と繰り返す。
ルビーの指輪を二人の男が熱唱している様子を見ながら、
「これじゃないのぉ?」と訊く。
「ちがうんだよ~くもりガラスを手でふくんだ」と言う。
「くもりガラスを手でふくのね?」と探しまくり・・・
あった‼
大川栄策 さんのヒット曲『さざんかの宿』。
♪くもりガラスを手で拭いて、あなた明日がみえますか
あらまっ‼ 見えない明日ですか?
そして切なく続く。
♪ 愛しても、愛しても、ひとの妻~
周囲から「おーいおーい」「だめだよ~」「いけないよ~」とヤジがとぶ。
しかし、そんなヤジにも負けず、先輩は満足そうに繰り返し歌っていました・・・
夜も更けて・・・
何か特別な想いでもあるんでしょうねぇ。