随分前にある植木市で購入した小さな木。
それはサクランボの木。
地べたに植えたて、もう数十年が経った、
毎年、この季節になると実に愛らしい花を咲かせる。
お花見の季節にはまだ早い時期。
往来する人々は「ほぅ」と眺めていく。
そして、満開も過ぎた5月初旬にはサクランボの実が真っ赤に熟す。
以前は恐ろしいほどのカラスの襲撃があったものの、この数年、カラスは来なくなった。
さまざまな鳥たちが囀るのだ。
寒かったり暖かくなったり。
何とも気温の差が激しく、体調も崩れてしまう。
そんな時、ふと見上げるとその花々の成長に思わず笑みがこぼれるのだ。
今年も有難う‼って。