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実話にまさるものなし | ichikoTV ichikoTV

実話にまさるものなし

「としまの記憶」をつなぐ会の今年3回目のミニ上映会。第一回目は関東ではあの!大雪。取りやめにしようか・・・という意見はあったものの一人でも参加があればと実施したところ、何と満席だった。そして今回も満席である。「この前、救急車で運ばれて、半分、あっちの世界にいっちゃったのよ~」などと言いながら会場に入られる85歳のAさん。「心配してくれた嬉しかった」と私に微笑みながら、この上映会ですっかりお友達になったという方々と「わぁ」と抱擁している。なんとも和やかに始まりであった。

空襲警報、焼野原、買い出し・・・戦前、戦中、戦後の日々を生きて来た方々の何と力強い話の数々。最近になって、少し遅かったと悔やまれる?ほどに、このNPOたちをあげて良かったと思う。96歳のTさんが語る、空襲で火の海になったところを2歳と5歳の子どもの手をひいて「子どもの為にも生きなければ!」と必死で逃げたという話など、しばらく立ちすくんでしまうほどの迫力である。「どこも悪いところないのよ」と健康に自信たつぷりとニコニコ笑うTさん。また取材にまいりますね!元気で待っていてくださいね!

 

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