サイトトップ

データ流出 | ichikoTV ichikoTV

データ流出

親が亡くなった時に、墓の紹介だなんだかんだと電話がかかりっぱなしの時が有った。そういえば、ワンルームマンションで節税を!とか、「一体どこから?」というものが昔からあったな。その度に「ここの電話は何で御知りになったのですか?」ときつく訊ねることにしている。今は投資関連や健康食品関連の電話がやんややんやと、辟易するほどにかかってくる。多分、何かのリストに入っているのだろうなあと思う。

さて、データ流出の問題。英会話スクール大手の「ECC」も、ベネッセグループから流出したとみられる個人情報を、ダイレクトメールの発送に使っていたらしい。大阪市の名簿業社から買ったというリストのうち2万7,000件がベネッセからのものだとか。多分、リストの段階ではどこからのものかは分からないだろう。それもデータをスマホに2万件ほどもコピーしていたことを誰が知るだろう?「えっ!この中に?」という感覚である。

昔、新聞社で仕事をしていた時は、当時、読者からの応募は殆どが官製ハガキまたは、封書であった。広範囲の調査やアンケートの回答などは会議室を埋め尽くすほどの膨大な量であった。それは、あああ~と溜息が出るほどの量であった。そのデータの管理は勿論、大変な神経を使ったものだった。完全にデータとして処理するまで本当に神経を使った。あの膨大な量を持ちだすことなど?考えることも出来ない。しかし、現在はススーッと呆気ないほど簡単に出来てしまう世の中だ。それは、昔は手書きの原稿を印刷所に入れる、写真入稿も然り。何もかもが、あまりにも簡単にあっという間に出来てしまう安易さ。ここに、怖さが潜んでいることに気づいてほしい。いや、多分気づく事も出来ない人々の方がますます多くなっていく・・・そんな時代の変化の流れの中で生きているのだと実感する。

何れにしても「加害者」「被害者」感覚はおかしい。とにもかくにも、「リスト管理」の甘さである。システム等の関連は全く、無知な自分なので何ともコメントが出来ないのだが・・・。なんでもスマホを充電する時に、セキュリティーが甘かった?事がわかり、つまりは・最新の機種のスマホは出来てしまった!ようだ。そして所謂「魔がさした」ということだ。それもギャンブルの借金返済にあてられたとは・・・一体、派遣社員の管理さえもきちんとチェックしていなかったのだろうか?それがただただ不思議である。

 

 

コメントをどうぞ

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)