10月から淑徳大学サテライトキャンパスで公開講座が始まる。
今回は“豊島区”に焦点をあて、コーディネートをした。
街の移り変わりなど、時代は昭和へとさかのぼっていく。
当時の池袋駅の様子、町並み、そして人々の暮らしはどうだったのだろうか?往時をしのびたいと思う。
また、最終回は「千早語り部部会」のメンバーによる新作の紙芝居上演。
戦中、戦後のリアルなドキュメンタリーである。
お時間があれば、是非!ご参加下さいね。
第1回
10月4日(土)
「人と人とがつながる優しい横丁」
講師:中村 規久代(〈人世横丁〉元商店会長)
戦後から池袋を代表する飲み屋街「人世横丁」は青江三奈の『池袋の夜』の舞台にもなったと言われる横丁。当時の華やかな池袋の街の顔でありました。そこには、人々が集まり、絆が生れ、活気ある場でした。時代の紆余曲折を経て、歴史を歩んだ人世横丁の誕生から平成20年、戦後からの歴史についに幕を下ろすことになるまでを当時の写真・資料などを見ながらリアルに語っていただく。フィールドワークとして東池袋の碑まで散策し、当時の様子などを聞きます。
その後、希望者は昭和レトロを感じる店で懇親会実施予定しています。
第2回
10月11日(土)
「戦後の池袋駅と交通網」
講師:平井 憲太郎((株)エリエイ代表取締役・NPO法人 日本鉄道模型の会の理事長)
戦後間もない池袋駅の様子はどうだったのか?今日の巨大なターミナルとなるまで地域はいかなる変遷をしていったのだろうか?貴重な資料を見ながら、池袋駅周辺をめぐり、駅の発展と交通網の発達について聞く。
講師の平井憲太郎さんは作家・江戸川乱歩のお孫さんである。
おじいさまの思い出なども聞けそうである。
第3回
10月25日(土)
千早語り部部会・新作紙芝居上演 『今を生きる』
激動の昭和を生き抜いた人々の姿 豊島区に伝わる民話をもとにした話や、水や土など自然の大切さなどをテーマに紙芝居の上演を続ける「千早語り部部会」。この度、東京大空襲、疎開など戦前、戦中、戦後の体験をドキュメンタリータッチで描いた紙芝居『今を生きる』が完成し上演をする。
受講料は全3回で4500円。1回のみの受講(1500円)も可能。
●インターネットでの申し込み
http://ext.shukutoku.ac.jp/course/detail/2818/
淑徳大学エクステンションセンター
TEL 03-5979-7061
FAX 03-3988-7470
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1-26-9 MYT第2ビル7F