現代はちょっとした連絡だってメールのやりとりが殆どだろう。
例えばWEB関係の連絡などは例に出すのも馬鹿な話だが、あり得ない‼
しかし、アナログの世界に片足でも突っ込んだら?
いや、アナログのみの場合はそんなことも考えることもないのだが、私のように中途半端にあらゆるものにかかわっていると本当に時折「あれれれれれ?」ということに出くわすのだ。
日々の情報の氾濫の中で、溺死まで行かなくとも溺れることが多々ある。
未だ、ファックス(これはたいがいが壊れている場合多し)、携帯電話のみ、家の固定電話だけ・・・何もかもがない、壊れている場合は返信封筒入りの郵便物での対応となる。
例えば、携帯電話を持っていても「番号は家族と親しい友人にしかお教えできない」と言われたこともあった。
現代は、あまりにも“様々”すぎるのである。
原稿の場合も昔々は原稿用紙に手書きだった時代がある。
今もそういうこともある筈だが・・・
昔はその原稿を活字におこした。
写真もデュープしたりと大変なことだった・・・そんな時代があった。
例えば一流ホテルの料理の写真撮影などといったらカメラマンが助手さんをつけてライティングしたりとそりゃ大変なお仕事だったのだ。
今、デジタルカメラの普及でいとも容易く仕上げることが出来る。
そんな時「昔は~」と言っていたら時間がなんぼあっても足りない。
パソコン一つでどんな画像、音声、動画さえ送れる。
先般も「まずは解凍してください‼」というと、「えっ?それって冷凍庫に入っているのですか」ということを言った人もいた。
笑い話ではない。
パソコンが普及した当初は「手をマウスにあててください」と言われ手で口をふさいだ人もいた。
「パソコンの環境はどうなっていますか?」との問いに「窓際に観葉植物を置いています。わりと良い環境だと思いますよ~」と言った人もいた。
笑い話ではない。
皆、真剣だったからこそ、そんなこともあった。
しかし、未だにそんな時代に生きている人々もいる。
時代も過ぎて・・・と思うが・・・。
さすがに今回は、びっくりした。
どこの新聞社とはいわないが(私がモノを知らなすぎるのかも知れないが・・・)記事を電話で送るというではないか。担当者は平然と一字ごと、「~の~」「~の~」「~の~」と繰り返す。平然と。
私も耳が悪いのか?文章が途中でわからなくなった。
「あの、メールとかファックスで送ってくださいませんか?」と言うと「NO」と言われた。そのような対応をしているからというのが理由だ。
ツマデキタカネオクレ?
まあ、冗談はさておいて、電報局の人と電報の確認をしているような気分になった。
最後にホームページURLまで読み上げ始めた・・・
「すみませんが、もっとゆっくり読んでください」と語気荒く言ってしまった。
日常世界の迷路か?
ああ‼