某駅前からタクシーに乗車する。
「今日も暑いですね」がおきまりの会話。
暫くすると運転手さんが「最近の若い運転手の運転がひどいんですよ。右折しても左折してもこすったりする・・・」とこぼす。「え?だってプロでしょ?運転技術では完璧でしょう?」と聞くと「そりゃそうなんですがねぇ。どうもゲーム脳っていうんですか?とにかく変なんですよ」と呟いている。
やはりね・・・なんでもかんでも便利になっている。コンビニには切った野菜もあるし、人気のトリの胸肉も手軽に使える食材である。
人は、原始感覚みたいなものを年々なくしている感じがする。ゲームを決して否定はしないが何か感覚をなくしているのだろうと思える。
そうだ!
冬瓜の調理を始める。カボチャもそうであるが丸ごとの野菜の中でもこの二つ?はかなり神経を使う。間違ったら手を切る緊張もある。
パカッ!と半分に切る。皮をむいていく。そして食べやすい大きさに切っていく。この作業って本当に原始の感覚になる。
忘れちゃいけないね、この原始感覚。