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2014年8月5日 | ichikoTV ichikoTV

2014 年 8 月 5 日 のアーカイブ

ある研究者の死

2014 年 8 月 5 日 火曜日

人の人生など、思えばどんなに頑張っても100歳?それも身体も精神もバリバリ元気であればこそ。それは素晴らしいといえる。時々考える。自分の「最期」とはどんなものだろう?と。あれは嫌だ!これは嫌だ!と思っても、人には必ず「最期」が訪れるのだ。しかし・・・

理化学研究所の笹井芳樹副センター長が、8月5日自らの研究室のある先端医療センターで発見された。病院に搬送されたものの、死亡が確認され、死因は自殺とみられている。そばには遺書のようなものが3通あったという。

社会現象にまでなった「STAP問題」。7月に取り下げられたNature誌のSTAP論文共著者の一人でもあった笹井氏は、論文の主著者である小保方晴子氏を指導する立場だったわけだ。しかし・・・ES細胞、神経細胞研究で世界的に名声のある優秀な研究者が、52歳で自ら命を絶たれたとは・・・本当に無念である。自らの命を絶つということはあまりにも辛いことである。厳しい処分であっても他になかったのか?とも思う。