長期的には火山活動は終息に向かっているとはいうものの、噴火とはやはり突然のことである。何日の何時に・・・という予想が難しい。学校時代にならった休火山、死火山という言い方は今はないらしい。
御嶽山の噴火で、山頂の剣ヶ峰付近から心肺停止状態の8人を収容し、全員の死亡を確認、このうち7人の身元が判明。しかし、二酸化硫黄など人体に有害な物質が含まれる火山ガスの濃度が高くなったため、救助活動を中止。山中には少なくとも心肺停止状態の24人の方が残っているという。いや、まだはっきりと掴めていないのが現状である。
御嶽山では1979年にも噴火があったが、この時に匹敵する大きな水蒸気噴火という。まだまだ日本には「火山」が多く、富士山のことそして・・・あれこれと考えれば吸い込まれそうな不安は過る。誰が悪い!ということはないのだ。脅威になる自然というものに対して。
ただただ、言葉をさがすのが難しいが・・・、残念、無念であるのが、御嶽山は、意外と登りやすく、これからがあまりにも美しい紅葉の時期であったこと。

北茨城の二つ島へ行く。平成23年3月11日の東日本大震災で島の上部に生い茂っていた草木もすっかり落ち、大きさは以前の3分の2になってしまったという。海鵜が繁殖し、その姿は逞しくも感じる。陽がおち、あたりは真っ暗に。見上げると満天の星。人間などこの地球の中でなんとちっぽけな存在なのか?と思える。手にとれそうな星たち。耳をすませると波の音しか聞こえない。台風が近いのか、波の音が強く聞こえる。
増加する空き家や老朽化する建物(一戸建て・集合住宅)の改修・更新を促進して、災害時の安全性確保や良好な住環境整備を行なうことが目的豊島区では、区内にある空家きなどの所有者に修繕や解体を求める条例を制定する予定。既に7月の施行なのだが。都内区部では、同様の条例を足立区、大田区、新宿区、墨田区がすでに制定している。




