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アトリエ村の俤を訪ねて

今では資料でしか見ることができない豊島区の「アトリエ村」。今もなお、その土地で暮らしている湯澤久子さんを訪ねる。

1930年代に豊島区の西部にあたる旧長崎町を中心、美術家向け借家群が出現しアトリエ村が形成され、やがて現在の有楽町駅・要町駅周辺に、さくらが丘、つつじヶ丘、すずめが丘、ひかりが丘、みどりが丘などの集落ができた。

湯澤久子さん(74)は、昭和20年の空襲で当時住んでいた巣鴨の家が焼かれ、一家はアトリエ村に移り住む。湯澤さんは5歳だった。周囲は緑の多い環境で、ヘビ道とよばれる細くまがりくねった道を通る時は、怖いくらいだったそうだ。竹やぶが多く、すずめがよく飛んでくるため、すずめが丘アトリエ村と呼ばれたそうだ。大きな窓と天窓が印象的な家だった。周囲には画家や小説家など芸術家が多く住んで交流もあったそうだ。

彫金師だった父親の自助さんは、普段は温厚で優しく、怒られた記憶はないが、いざ仕事となると集中し、決して邪魔をしてはならないと思うほど真剣な姿だった。「そんな父の背中が今でも思い出され、懐かしいですね」と。

昭和33年に土地が分譲され、それから家を建てなおしたが、井戸は当時のままで、植物の水やりなどに使っているという。「思い出がいっぱいつまった土地をずっと守って大切にしたいですね」と笑った。

 

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